浜松市歯科医師会 西区支部が協力した一般向けの卒煙塾での口演の記録です
日 時:平成22年10月9日(日)
場 所:雄踏文化センター
参加費:無料
対象者:タバコをやめたい方
講師:和久田 一成 先生
(講演内容)
たばこの害として、歯科で問題となるのは、以下の3つです。
1)口腔癌(吸わない人の約2.9倍!)
2)口臭
3)歯周病
※上の写真は舌ガンの例です。もし、舌や口腔粘膜に治りの悪いキズがあったら、お近くの歯科医院もしくは歯科口腔外科を受診しましょう。
たばこを吸うことにより、歯周病が悪化しますし、治療のじゃまをします。
だから、たばこを吸っているとひどい歯周炎になるのです。
歯周病は口のとどまらず、全身に悪い影響を与えます。
歯周病の原因菌と心内膜炎を起こす菌は同じであることがわかっています。口の中で病原菌を増やしてゆくのが歯周病なのです。
歯周病は呼吸器(肺や気管支)に悪い影響を与えます。
歯周病は胎児の成長に悪い影響を与えます。
以上のことから、歯科医師はたばこをやめることをお勧めしております。